鉄道の日

きょう10月14日は、「鉄道の日」。明治5年9月12日(旧暦。この年の12月に新暦に移行するので、新暦に換算すると10月14日になる)、新橋〜横浜間に、日本で最初の鉄道が開業(開通はもう少し先だったが、明治天皇をお招きして式典を挙行)して、ちょうど133年になる。

今やわが国は、年間旅客輸送人員86億4200万人を誇り、2位のインド(50億9300万人)を大きく引き離し、名実ともに世界第一位の鉄道大国(ちなみに、中国は10億5600万人で、世界第6位)。付け加えておくと、JR東日本は、世界中に翼を広げるアメリカン航空をも上回り、世界最大の旅客輸送機関である。

そんな輝かしい日であるが、今年はどこかへ遠出することもなく、昼過ぎに大学から戻ると、髪を切りに行った。いつも、眉毛も切ってもらっているが、眉毛担当だったアシスタントさんが昇格し、髪のカットも担当するようになっていた。

「もう眉毛師さん(注、私がそう名づけた)卒業ですね」と言ったら、彼女は「いや、これからも眉毛が本業です」と、頼もしい一言。22歳の彼女のことを密かに気に入っている私は、内心ほっとしながら、これからは髪も彼女に切ってもらおうか、そんなことを思った。