ごくせん・卒業式スペシャル

…といっても、仲間由紀恵主演の去年のドラマではありません。

1年間、とある塾で中学生に英語を教えてきましたが、今日で引退。週1回で年48回、自分の試験中も授業をするのはなかなか大変でした。生徒に、「先生、試験大丈夫なん?」などと、余計な心配をされたりしましたが(笑)

教科の定められたカリキュラムをこなすのは当たり前で、生徒たちには、折に触れて、有意義な雑談もしてきました。アメリカと日本の裁判システムの違い、リンカーン奴隷解放の話を読んだ時には、黒人差別が決してそれでなくなったわけではなく、アメリカでは、「クー・クラックス・クラン」(KKK)のような過激派集団が、最近また復活して活動していること、連行中の中国人奴隷をわが国が解放して、国際裁判になった(原告ペルー、被告日本)「マリア・ルース号事件」。

クリスマスには、カトリック・ミッション・スクールの洛星出身であることを活かし(クリスチャンではありません)、「新約聖書」に基づきイエズス生誕のストーリーを紹介したり、いろいろ話しました。

明るく静かで快適な車内(←JR西日本の新車開発コンセプトです)、じゃなくて、「楽しい授業」を心がけ、「鬼手仏心」で指導してきましたが、私の可愛い生徒たちとも、これで今生の別れ。

ドラマの最終回に、仲間由紀恵演じる「ヤンクミ」が語ったような、熱い一言を用意しようかと思いましたが、ひかれるだけなのでやめました