授業雑感

昨日(6月30日)の日記を、先に書く。先日、「ある快感」で書いた、刑事法の授業の起案課題。私自身の信念を貫き、かつ、検察教官の心をくすぐるような結論に導いたら、学生全員に解答例として配られる「参考起案」入りを果たした。パチパチ…(拍手)
(この授業を選択している各位は、「参考起案B」を熟読されたい)

さて、今日、「労働法」の授業で、「在籍出向」と「転籍」の話が出てきた。その瞬間、2年あまり前にタイムスリップした。

平成16年3月―。「JR限定就活」をしていた時、JR東海の人事面接で、直近の平成15年度後期の試験ではどんな科目を受けたか、と問われた。労働法も受けたのでそう答えると、

「おっ、労働法勉強されましたか。いいですね。会社では労働法は大事ですよ。じゃあ、ちょっとテストしてみていいですか(笑)?そうですね、『在籍出向』と『転籍』の違いを、簡単に説明してください」

そうそう、あの時答えたなぁ、と思いながら、授業を聞いていると、鉄道への限りなき想いに、後ろ髪を引かれた。