May Peace Prevail on Earth

試験勉強の合間に、夏休みのタイ・ミャンマー・マレーシア旅行の旅程をあれこれ考える。

ミャンマー国内は同行の友人に任せてあるが、いったんタイに帰ってきてから、どうするか。予定では、8月23日の昼前にミャンマーヤンゴンからバンコクに戻ってきて、そこで友人2人と解散。あとは三々五々、日本へ直帰したり、寄り道したりするわけだが、私は、26日夜、マレーシアのクアラルンプール発関空ゆきのJAL便の予約を入れてある。

そこで、できれば25日中に、クアラルンプールに到着したい。簡単なのは、バンコクから飛行機で飛んでしまうことだ。だが、これは味気ない。

そうなると、私が思いつくのは、ただ一つ。鉄道である。

バンコクからクアラルンプールを経てシンガポールまで、「マレー鉄道」と呼ばれる鉄道が走っている。これに乗ることはできないだろうか。

タイ国鉄とマレーシア鉄道のホームページを開き、時刻表を検索。すると、つぎのような列車が見つかった。

快速169レ バンコク1550発→ハジャイ847着(翌朝)
急行「ランカウィ」(タイ・マレーシア国際列車)ハジャイ1450発→クアラルンプール643着(翌朝)

車中2泊じたいは、シベリア鉄道を全線乗り通した私にとって、物の数ではない。だが、暑い国で、2晩風呂に入れないのは…。まあ、誰に見られるわけでもなし、いいか。

それより気になるのは、ハジャイを含むタイ南部は、反政府過激派による爆弾テロが散発していて、外務省から「渡航の是非を検討してください」という危険情報が出ていること。

危険情報は、危険度が高いほうから順に、「退避勧告」「渡航延期勧告」「渡航是非検討勧告」「十分注意」「(危険情報なし)」となっていて、バグダッドベイルートレバノン)のように危険が差し迫っているわけではないが、油断はできない。

世界が平和になって、自由に鉄道に乗りまくれる時代に、なってほしい。