いつの日か、きっと―。
1月23日付けの日記「さよなら、眉毛師さん」で紹介した(http://d.hatena.ne.jp/stationmaster/20070123/1169544678参照)美容師さんが、きょう、退職される。
週末に法科大学院の卒業式を控え、この日に合わせて、髪を切りに行ってきた。カット中、私はあまり喋らなかった。もう、彼女の手で鋏を入れてもらうことはことはないのだ、と思うと、一分一秒が名残惜しかった。
「最初、シャンプーだけさせていただいてた頃が、昨日のことみたいです」
ぽつり、と眉毛師さんが、私と知り合った頃を述懐した。
「『きょうはお仕事の帰りですか?』っていう質問、4回くらいしたのを覚えてます」
そんなことも、あった気がする。
最後、料金の支払いを終えたところで、用意してきた餞別を手渡す(写真)。2年前に、大切な友達にも贈った絵本を、再び選んだ。
私の手元には、彼女が書いて渡してくれた、携帯番号のメモがある。もう、勤務も終わった頃だろう。そろそろ、メールを送ってみよう。
眉毛師さん、これからもお元気で!