年賀状は,贈り物だと思う。

今の秋田の住まいから,秋田中央郵便局の局舎が見える。

昨夜,刑事部の忘年会があり,深夜1時過ぎころに帰宅したが,郵便局の3階・4階は,フロア全体,煌々と灯りが灯っていた。全国各地から到着した郵便物の配達を担当する「集配営業課」(民営化前の部署名でいうと)に違いない。

私は,昨年度まで,6年連続で,年末・年始には非常勤郵政事務官を務めてきたから,この時期の郵便局の忙しさは,よく知っている。年賀状は,当たり前だが,元旦に一斉に配達されるので,年内に到着した年賀状は,家1軒ごとに把捉され,郵便局で大切に保管される。普段,仕分け作業に使っている区分棚には,到底収まりきらないので,この時期は,職場をガラリと模様替えし,専用の区分棚を配置するのである。

12月15日の「年賀特別郵便」引受開始から1週間,そろそろ,年賀状も集まってきた頃だろう。現時点では,まだ,1軒ごとではなく,「中区分」(ブロックごとに配達順に並べること)段階だと思うが,27日ころからは1軒ずつ把捉を開始し,ピークの29・30日は,トラック便が着く度に,大量の年賀が上がってきて,それを差し込む作業が延々と続く。

いうまでもなく,それと並行して,通常郵便物の配達業務もある。目の回るような忙しさにも拘らず,嫌な顔一つせず,いつもどおり郵便を配達してくれる郵便屋さんには,頭が下がる。

私は,すでに,用意した年賀状50枚を書き上げ,15日に一番乗りで投函してきた。各位におかれても,年賀状は,なるべく25日ころまでに投函していただきたい。

さて,今日からは,3連休。先週の日曜日は,「リゾートしらかみ」に乗って日帰り小旅行に出かけたが,明日は,秋田県の内陸の横手から北上線で太平洋側へ出て,三陸海岸宮古を回り,花輪線鹿角花輪(かづのはなわ)で一泊。明後日の朝,「よねしろ」で秋田へ戻ってくることにしている。