大阪駅6番線

小学校の時から尼崎に住む私にとって、JR大阪駅6番線というのは、特別の存在。毎日の通学で京都から帰ってきたり、梅田で映画見たり、海外から帰国したり、好きな人に告白したり、とにかく、いろいろあった一日の締めくくりはいつもこのホームなのです。いわば、東北生まれの人と、上野駅との関係のようなものです。

そんな愛しの大阪駅6番線(5番・6番ホーム)が、JR西日本が社運を賭けて進める大プロジェクト・大阪駅改良工事に伴い、今日を最後になくなりました。ホームが一面削減され、環状線側に一つずつずれるだけなのですが、違うホームから家路につくなんてありえん!って感じです。

今日は、塾の仕事で、たまたま、6番線から発車する最後の電車に乗ることができました。ホームにはヘルメット姿の施設部門の社員が待機する中、当務駅長がカンテラを振り、出発指示合図。電車がゆっくり動き始め、もうこのホームから出発することはないんだ、と思うと、万感胸に迫るものがありました。

ありがとう、大阪駅6番線。そして、さようなら…