世界遺産

きょうのTBSの「世界遺産」(23:30〜)はインドのタージ・マハルだった。暑いところの嫌いな私でも、いつかは行ってみたいと思う。タージ・マハル建設の経緯は、はてなのリンク等で各自確認されたいが、思わず頷いてしまうナレーションがあった。

「…ロマンティックなエピソードに疑念を呈する見解も多い。これだけの宮殿を造るのは、皇帝の権威の誇示のため、あるいは、イスラームの興隆のため…。だが、最愛の妻のためにこれだけのものを造ったのは、世界でもここだけである…」

エジプトのピラミッドにしたって、ペルーのマチュピチュにしても、当時の人々が、どんな思いで営々とそれを造ったのかは、想像するしかない。ありのままに受け入れる。それでいいではないか。

ところで、我が母が、日本にある世界遺産の一つ・白川郷に、高校時代の同窓生たちと行ってきたらしい。感想は、「世界遺産になったら、いいものも台無しね」。

行ったことのない人の夢を壊すつもりはないが、白川郷に行って、失望しなかったという話を、聞いたことがない。知床が、こんなふうにならなければいいが…