忘れられない日に、とっておきの1枚

必修の「法曹倫理」の授業で、弁護士広告についてレポートした。せっかく70人の前で話せる機会なので、ネタをいくつか仕込んでおいた。

「弁護士広告は、品位を損なうものであってはならないとされています。たとえば、新聞広告は許されるわけですが、一口に新聞といっても色々あるのでありまして、某夕刊紙のように、記事は全部誤報、正しいのは日付だけなんて新聞に広告を載せるのは、品位を疑われるでしょう」

…期待したほどはウケなかった。お前ら、話聞いてるか!?

さて、教官(弁護士)から予め配られた設例の中に、「スルッとKANSAIカードに名前などを印刷し、名刺代わりに頒布することはどうか」という、私のために作られたような問題があった。

「ところで皆さん、『スルッとKANSAI』っていうのはご存知ですか?」と、法律論を離れて、スルッとKANSAIの説明に突入。手持ちのラガールカードを高々と示す。教壇からは、教室全体がよく見える。見渡すと、
「あいつ、やはりやったか」という感じで、ニヤニヤしている者が数名。だが、本当のネタはここからだ。

「…で、ふつうは各事業者がデザインを決めて、カードを発売するわけですが、どこの事業者でも、オーダーメイドのカードを作ってくれるサービスがありまして、実は、私も作ったことがあります。まあ、どうでもいいことですが」

これはかなりヒット。まだ15枚ほど余っている「京都大学卒業記念オレンジカード」(限定100枚)のセールスもしたい気分だったが、授業中なので、さすがに遠慮した。

このブログを読んで、興味を持たれた方、ぜひお買い求めください!ちなみに、タイトルは、「京大卒業記念オリジナルオレカ」のキャッチングコピー(自作)。カードのデザインは、こちら