謹賀新年

stationmaster2006-01-01


あけましておめでとうございます。新年の挨拶といえば、年賀状。この時期、5年続けて郵便局で仕事している私は、年賀状配らずしては年も明けずという感じ。すっかり、年中行事になりました。

今日は、せっかくなので郵便局での仕事の話の続きを。1月1日は、全国の集配郵便局で、「元旦配達出発式」が行なわれる。局長が職員に訓示し、来賓挨拶があり、くす玉割り・テープカットなどに引き続いて、集配職員が一斉に出発するというスタイルは、全国共通。

東京の新宿郵便局は、来賓に竹中平蔵総務大臣を呼んだようだが、あんな郵便局の敵の顔、見たくもない。「民営化」云々ではなくて、郵便局を「公共財」として位置づけることを拒否し、もっぱら「経営資源」としてしか見られない人に、郵政を語る資格など、ない。

それはさておき、うちの局長は、「今年は、しなやかに、しとやかに(?←よく聞き取れなかった)、そしてしぶとく、営業に努め、目標を達成しよう」とおっしゃった。ノルマを押し付けるだけになるのでは、という気がするが。

「…今年の元旦配達のブツは、昨年より5%ほど減少しました」

「ブツ」とは、郵便局用語の一つで、「郵便物」の略。いかにも役所的な表現だが、あまりきれいな言葉ではないので、外部向けには使うべきでないと思う。

ちなみに、私の勤務する局は、元旦の年賀配達通数で、近畿管内3位・全国10位を誇っている。
参照 http://www.japanpost.jp/pressrelease/japanese/yubin/060101j201.html

局が特定されちゃいますが、局長の訓示は「通信の秘密」(憲法21条2項)とは関係ないので、構わないでしょう(笑)