緑も、空気も、私もあたらしく。

stationmaster2006-03-28


昨日、紀伊半島を「縦断と半周」し、名古屋からこの時季の定番・「ムーンライトながら」に乗り、今朝東京に着いた。別に東京に用事があるわけではなく、関東地方に散在する未乗のローカル線・ローカルバスを片付けるのが今回の目的である。

旅程は相当にマニアックなのでいちいち書かないが、栃木県の馬頭という町(JR烏山線烏山駅からJRバス常野線)で、面白い神社(写真)を見つけた。私は、旅先で神社があると必ずお参りすることにしている。「八坂神社」や「八幡神社」は全国にあるが、その名も「煙草神社」。これは珍しい。参拝帳には、煙草業界関係者の名前が並んでいた。

馬頭の町は、「馬刺し」も有名らしい。594局目の旅行貯金に立ち寄った馬頭郵便局の局名印には、馬の絵が入っていた。

それにしても、当地の女子高生のお行儀のよろしいこと!列車のロングシートの上にあぐらをかいている。私がしげしげと見つめても気に留めない様子で、相当な不感症である。一般に、田舎の高校生は、都市圏では20年前に絶滅したような純朴な子がいる一方で、二極化が著しい。

今日はこれから、高崎に移動して泊まる。明日は、碓氷峠を8年ぶりに通る。長野新幹線開業前夜、「横軽」と呼んだ碓氷峠に、峠のシェルパ・EF63の活躍を追って通いつめた中3の夏が、昨日のことのようである。