国賊・害務省

なんたる情けなさか!外務省の谷内事務次官が急遽ソウルに「詣で」た時から、嫌な予感はしていたが、日本の全面屈服とは!

外務省は、韓国側が「6月の国際会議で竹島周辺の海底地形の韓国名表記提案を行わない」と約束したのを「譲歩」ととらえ、予定していた海洋調査の中止を表明した。

はらわたが煮えくり返るような、屈辱的な妥協を、またもしてしまった。

韓国が「調査船の拿捕も辞さない」などと強硬論を唱え始めた時点で、外務省は早くも及び腰になっていた。しかし、先日、小欄でも指摘したように(http://d.hatena.ne.jp/stationmaster/20060419/1145456147)、調査船の拿捕は、国際法上許されないのだから、仮に韓国が違法な実力行使に出てきた場合は、「正当防衛」(刑法36条)として反撃すればいいだけの話だった。

わが方の主張が、全面的に「正論」だったにもかかわらず、この国の外務省は、韓国の罠にまんまとはまった。実際、韓国では、今回の決着を、事実上の「韓国勝利」としてとらえている。合意内容を見れば、誰しもそう思うだろう。

いったい、日本国の外務省というのは、国益を毀損しても相手にすり寄る以外、能がないのか。そんな「害務省」は、解体してしまえ。