代理戦争

阪神電鉄の株式をめぐり、阪急HD村上ファンドの駆け引きが激化している。

私の「専攻」は、旧国鉄JRグループで、私鉄の経営に興味はないが(大手私鉄にとって、鉄道事業はもはや「片手間」でしかない)、本件には多少感情的な思い入れがある。

阪急の「M&Aアドバイザー」を務めるのは、「報道ステーション」のゲストコメンテーターとしてもおなじみの、佐山展生さん(GCA代表)。佐山さんは、わが母校・洛星の先輩である。

一方、村上世彰氏は、灘出身だ。つまり、「村上ファンドvs阪急」の構図は、言い換えれば「灘vs洛星」ということになる。

こうなると、私がどちらを応援するかは、言わずもがなであろう。この戦い、阪急の勝利を確信する。