饒舌の裏側

大学の帰り、梅田を通ったら、阪急の本社前にテレビ中継車が集まっていた。ありえないと思っていた阪急・阪神統合が決まったことを実感する。本件統合にどういうメリットがあるのか、よくわからないが、少なくとも村上ファンド阪神を経営するよりは、マシに決まっている。

それはともかくとして、村上容疑者が、インサイダー取引を「認める」会見をした。以前と変わらぬ饒舌で、厳しい検事の取調べを受けてなお、あれだけ喋れるのは流石だが、一つはっきり言えることがある。

村上容疑者は嘘をついている、ということだ。

村上容疑者は、故意(主観的認識)を否認するような言い分だったが、この部分は200%虚偽だと断言できる。

なぜ、そう言い切れるか?

村上容疑者の言動(否認→一部自白→?)が、10年前の私と、全く同じだからだ。