ダ・ヴィンチ・コード

昨日、映画"THE DA VINCI CODE"を見た。

いきなり殺人事件。もともと「捜査」と聞くと血が騒ぐ私は、「謎解き」に終始一貫するストーリィ展開に、当然のように引き込まれた。

だが、この映画でなにより楽しめたのは、洛星時代に体で覚えたカトリックや、趣味でもある「世界史」の断片的な知識が、ジグソーパズルの隙間を埋めるように、有機的につながってゆく「発見」だった。

もちろん、映画じたいは「フィクション」ではあるが、「キリスト教原理主義国」であるアメリカ合衆国で、上映反対騒動が起こるのも頷ける。それくらい衝撃だった。キリスト教のバックボーンの全くない人は、周りにいるミッションスクール出身者に、話を聞いてみることをお勧めする。

さて、映画の内容を楽しむには、一人で見に行くのがよい。昨日は、隣にいる人に、少し気をとられてしまった。