ペルーの風景


http://hp1.cyberstation.ne.jp/gca_gr/PERU/PERU.htm


旅に出ると、私は、写真をたくさん撮る。たまに(というより、しばしば)、風景そのものを楽しむというより、「どう撮れば綺麗に写るか」と、カメラマンの目になっている自分に気づき、これではいかん、と思う。

私が写真を始めたきっかけは、人物写真でも風景写真でもなく、鉄道写真であるから、「いかにカッコよく撮るか」を意識するのは、いわば基本中の基本で、仕方のないことだと思っている。これは、航空写真でも同じである。

ところで、私は、デジカメは使わない。すべて、銀塩(フィルム)である。デジタルは、シャッターを切った瞬間の微妙なタイムラグが、気になるのだ。もっとも、最近のデジタル一眼はかなり進化しているようで、「食わず嫌い」ではあるが。

いずれにせよ、デジカメは持っていないわけだが、そうすると、パソコンで写真を使いたいときに、困ることになる。スキャナがあるにはあるが、そこまでするのもめんどくさい。そこで、最近、携帯のカメラも積極的に併用することとした。

シャッターチャンスが一瞬に限られるときは、銀塩優先だが、風景などは、一眼レフで撮ってから、携帯でも撮っておくようにしている。思いがけない被写体に出会って興奮したときなど、一眼レフで撮るのに夢中になり、携帯で撮るのを忘れることもしばしばあるのだが、旅先で撮った携帯の写真も、かなりのストックになってきた。

そこで、昨年夏のペルーの写真をまとめ、WEBに載せてみた(前掲URL)。画質はよくないが、雰囲気くらいは、お伝えできているのではないかと思う。