感謝

先日の「合格発表」に際し祝辞を寄せてくださった皆様、本当にありがとうございました。ここに記して御礼申し上げる次第です。

それにしても、同じロースクールで、机を並べて勉強してきた仲間が落ち、かたや、自分が受かるというのは、実に「ユダ」の謗りを免れないように思われてならない。残念な結果となった戦友には、かけるべき言葉もない。

さて、司法修習に向けて、「夏休み」期間中お世話になったJR西日本お客様センターを、9月末で退職する意志を固めた。列車指令からの「旅客一斉放送」の入る職場で、鉄道の話をしながら、「時刻表」を繰るのが仕事という、夢のような2ヵ月だったが、1日8時間のフルタイムの勤務では、なかなか、勉強する時間がとれなかった。

上司には、私の身上はすでに話してあったから、事情を説明すると、すんなり理解してくれた。ただ、自分で言うのもなんだが、「電話処理率」が、古参の社員さんをも抜いて、私が断然第一位であるため、「会社としては、君に1日でも長くいてもらいたい」と、慰留(?)の言葉をいただいた。

思えば、「事前研修」を途中で打ち切ってすぐに実戦投入してもらったり、インターン期間中は1週間連続の休みをもらったり、随分と勝手な要望も聞いてもらっていたので、ここは私が譲り、10月の第一週までは勤務することにした。

ロースクールでご指導いただいた先生方、ともに戦った友人たち、そして、JR西日本お客様センターの社員さんたち…。多くの方々に、感謝の思いを新たにしている。